みなさんこんにちは♪フードコーディネーターのMIKAです。前回は、美容にうれしい栄養素として“ビタミンACE”に注目しましたが、今回はその中でも特にビタミンCが豊富な「赤パプリカ」を主役にした、“電子レンジ”で簡単に作れる「ラタトゥイユ」をご紹介します♪

毎日暑い日が続くと、キッチンに立つのもおっくう…。
火を使う料理はなるべく避けたいし、冷たいものばかり食べていると、
なんだか肌も体も元気が出ない。そんな“夏バテ美容難民”になっていませんか?
実は、強い日差しや冷房など、夏は肌へのダメージが多い季節。
そんなときこそ意識したいのが、抗酸化作用やコラーゲン生成を助けてくれるビタミンCです。
赤パプリカに含まれるビタミンCは?

赤パプリカに含まれるビタミンCは、100gあたり約170mg。
一方、レモン果汁は約50mg程度なので、なんと約3倍以上も含まれていることになります!
同じ100gあたりで比べると、ブロッコリー(約120mg)やいちご(約62mg)よりも圧倒的に多く、野菜の中でもトップクラスの含有量。
しかも、サラダや加熱料理にも取り入れやすいので、毎日の食事で効率よくビタミンCを補給できますよ♪
※「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より引用
レンジで簡単ラタトゥイユの作り方

赤パプリカをはじめとする夏野菜を切ってチンするだけ。
しかもレンジ調理なら、ビタミンCの損失も最小限に抑えられるから、美容にもぴったり♪
冷蔵庫で3〜4日保存でき、お肉の付け合わせなどにも活用できるので、ぜひ作ってみてくださいね♪
材料

- 赤パプリカ…1個
- 玉ねぎ…1/2個
- ズッキーニ…1本
- なす…1本
- トマト…1個
- かぼちゃ…1/8カット(170g程度)
- オリーブオイル…大さじ1
- A)塩…小さじ2/3
- A)おろしにんにく…小さじ1/4
- A)ブラックペッパー…少々
- A)乾燥バジル…少々
- ローリエ…1枚
作り方

①パプリカ、玉ねぎ、ズッキーニ、かぼちゃは乱切り、なすは乱切りにして水にさらし、トマトは8等分のくし形に切る。

②耐熱ボウルに、①の野菜(なすは水気を切る)を入れ、オリーブオイルを回しかけ、全体をスプーンなどでざっと混ぜる。

③A)を加えて、もう一度スプーンなどで混ぜたら、上にローリエをのせ、ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで10分加熱する。

④取り出して、加熱ムラがなくなるように全体を大きく混ぜ、もう一度ラップをして600Wの電子レンジで5分加熱する。


できあがり♪できたては水分が多く、シャバシャバしていますが、冷めると、野菜が水分を吸収して味がなじみます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしていただきます。

冷蔵庫で冷やすと、汁がどろっとして、ソースに活用できます!汁にもビタミンCが溶け出ていますので、汁ごといただきましょう♪

焼いたチキンに添えて、汁はソースにしていただくと美味しい♪

鮭のムニエルの付け合わせにもよく合いますよ♪
“食べるスキンケア”で、体の中から夏支度
冷蔵庫にストックしておけば、食事の一品としてはもちろん、疲れた日の“お助けメニュー”としても大活躍。
火を使わず手軽に作れるからこそ、毎日の“きれい習慣”として続けられます。
肌も体も内側から整えたい、そんなあなたにぴったりのラタトゥイユ。
この夏、ぜひあなたの食卓にも取り入れてみてくださいね♪