【福岡コーヒー連載#1】エアロプレスの名店「MANLY COFFEE」で味わう、香り高いスペシャルティコーヒー

「MIEL」読者の皆様、はじめまして!TNCアナウンサーの石橋弘崇です。
コーヒーの資格をもち、読書が趣味の私が、福岡のおいしいコーヒーとおすすめの本をご紹介する連載がスタート!第1回は、平尾にある知る人ぞ知る名店「MANLY COFFEE」。
“日本にエアロプレスを広めた第一人者”が淹れる、特別な一杯に出会ってきました!
豆から焙煎まで。スペシャルティコーヒーがそろう「MANLY COFFEE」

福岡市中央区平尾。小さなお店が立ち並ぶ「平尾村」と呼ばれる場所に「MANLY COFFEE」はあります。
カフェ激戦区の中でも、コーヒー好きが足繁く通う名店です。

お店にはオーナーの須永紀子さんが厳選し焙煎した豆が常時7〜10種ほど用意されており、
「デイリーユース」のものから「スペシャル」な希少価値の高い豆まで、その人やシーンに合ったコーヒーに出会えます。
日本に“エアロプレス”を広めた第一人者が淹れる、特別な一杯

「MANLY COFFEE」では、“エアロプレス”という抽出器具を使ってコーヒーをいただくことができます。
須永さんは、このエアロプレスを日本で広めた第一人者でもあるんです!

お店の奥には大きな焙煎機があり、間近で見ることもできます。
驚きの透明感と爽やかさ!「エチオピア ロギータ」を体験

エチオピア ロギータ ウォッシングステーション/700円(税込)
今回いただいたコーヒーは「エチオピア ロギータ ウォッシングステーション」。
抽出されたコーヒーは、透き通るようなキレイな色。

実際に飲んでみると、はじめにレモンのような爽やかな酸味が口に広がり、後味はほんのりとした甘さや華やかさを感じました。
そして時間が経つにつれて、まろやかな甘みが強まっていく印象をもちました。美味しかった!
心に静かに染みわたる。『わたしの知る花』と過ごす午後

「わたしの知る花」町田そのこ 著(中央公論新社)
須永さんはコーヒーは人と人とを繋いでくれるものだと話してくれました。
この物語も世代を超えて繋がる人と人との物語です。
孤独死した老人が最後に残した一輪の花の意味と、それを受け取ることになる人物の繋がりが分かった時、切なさと感動が心に染み渡ります。
コーヒーの花は、年に一度。「一緒に休みましょう」という贈り物

ちなみにコーヒーの木は一年に一度花を咲かせることをご存知でしょうか?
花言葉は「一緒に休みましょう」です。
ぜひ須永さんが淹れるコーヒーとこの本を楽しんでください!きっと素敵な時間になるはずです。
次回もお楽しみに!
※本記事の内容は取材時点の情報です。最新のメニューや営業時間は、店舗のSNSや公式サイトでご確認ください。
- 店名
-
MANLY COFFEE
- 住所
- 福岡市中央区平尾2丁目14-21
- 電話番号
- なし
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 月曜日・火曜日
- ホームページ
- https://manly-coffee.com/
- https://www.instagram.com/manly_coffee