
こんにちは!TNCアナウンサーの橋本真衣です。
将棋の藤井聡太さんが幼少期に学んでいたことでも注目される「モンテッソーリ教育」。名前を聞いたことがあっても、どんなことをするのかはまだ知らない方も多いのではないでしょうか。私もその一人です(笑)
そこで今回は、30年以上モンテッソーリ教育に携わり、現在「クーナモンテッソーリ子どもの家」を開いている、橋口亜希子先生にお話を伺いました。
「モンテッソーリ教育とは?」
イタリアの医師マリア・モンテッソーリが考案した教育法。
「一言で表すのは難しいのですが『子どもの自立を促し、生きる力を育む教育』と言えます。『自分でできた』という体験の積み重ねが、自信や満足感につながり、自己肯定感を育みます。それが一生の人格の基礎になり、生き抜く力になるのです。」と先生。
「知的な教育と思われがちですが、賢くなるのは“結果”であって目的ではないんですよ」とも話してくれました。
実際どんなことをしているの?
教室に入ってまず目に入るのは、たくさんのおもちゃ!

カラフルなブロックや数字がたくさん書いてある箱、図鑑や観葉植物…様々なものがあるのに、整然としていて落ち着いた雰囲気が広がっています。
「これらは全て“具体物(教具)”と呼ばれるもので、300種類以上あります。例えば圧の違うボタンを押して強さ順に並べたり…あ、このお花は子どもが活けてくれたんですよ。そのとき何の花か分からなかったから、一緒に図鑑で調べました…、で、この図鑑はというと…」と、楽しそうに話す橋口先生!私もなんだかワクワクしてきます。こうやって子どもの興味を広げるのだなと感じます。
「子どもは、いろんな大人から違った角度で見てもらうことで、一方向からだけでは見えない才能を伸ばしていきます。」
子どもたちにとって、『やりたいことがやれる場所』
「○○がしたいから、これを用意してほしい」と依頼してきたり「先生、あの子○○に興味があるみたいだから、こういうものがあったほうがいいよ」と提案する子も(!)出てくるそうです。

子どもたちは器を選ぶところから始めます。

植物を一緒に世話する中で、「ゴムの木を切ったら樹液が出てきた!」と発見することも。こうした体験が子どもの“なんで?”を育てます。
親にとっても学びがいっぱい
教室には生後3か月から通うことができ、親も同伴します。モンテッソーリ流の子育てを、親自身も学ぶことができます。
「例えば赤ちゃんへの声かけ。まだ言葉を話さないから分からないだろうと思いがちですが、実は理解しています。だからこそ赤ちゃんにも失礼のないように、ごまかしたり嘘をついたりせず、きちんと声をかけることが大切です。『今からお風呂に入るよ。だからお洋服を脱ぐね』と伝えると、赤ちゃんは“お風呂=こういうこと”“服を脱ぐ=こういうこと”と結びつけて学んでいきます。何も言わずに進めてしまうと、『次は何?』と戸惑って泣いてしまうこともあります。こうした予告や説明を赤ちゃんの頃から積み重ねていくと、6歳になる頃には語彙力や経験の差として現れてきます。」
「体験授業は、ほとんど育児相談です(笑)でも、『話を聴けただけで学びになった』とおっしゃる親御さんが多いですよ」と先生。
モンテッソーリ教育で育まれる力
「一番大きいのは“自分で選ぶ力”です。活動を自分で選ぶ経験を重ねることで、意思を持ち、主体的に行動できるようになります。」
大人の許可を待つのではなく、自分で考えて行動する力が育ちます。
さらに、モンテッソーリといえば数字にも強いイメージがあります。
「ビーズなどの具体物を使って、数や量を感覚的に体験することから始めます。遊びのように楽しみながら学ぶことで、算数への苦手意識をなくし、物事を論理的に捉える基礎が養われます。」

数字と同じ数のビーズを揃えているところ。すごく集中しています!
10月からは親向けのオンライン教室もスタート予定!まずは体験授業から
一見“遊び”に見えるモンテッソーリの活動の中で、子どもは集中力や自主性という「生きる力」を少しずつ育んでいきます。そして親にとっても学びの場。声掛けや見守り方など、子育てにすぐ役立つヒントがたくさんありました。
10月からは親向けのオンライン教室もスタート予定。“遊び=学び”を親子で感じてみてはいかがでしょうか。
- 店名
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クーナモンテッソーリ子どもの家
- 住所
- 福岡市中央区鳥飼1丁目2ー35 クリスタルモール大濠 3F
- 電話番号
- 092-713-7797
- ホームページ
- https://www.e-cuna.com/