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【太宰府市の魅力を全国へ!】M-1の1回戦を見事に突破!大型新人漫才コンビ「市長課長」

こんにちは!お笑い大好き、TNCアナウンサーの五十嵐悠香です。私の企画では、福岡で活躍するお笑い芸人の皆さんにお話を伺い、その素顔や魅力をお届けしています。
第4回は、「大型新人コンビ」市長課長です!結成秘話から今後の目標まで熱く語っていただきました♪

今年7月に漫才コンビを結成した「市長課長」。ツッコミ担当は、太宰府市出身の高田課長。ボケ担当は太宰府市の楠田大蔵市長。現職の市長が漫才コンビを組むとあって、全国的にもニュースとして取り上げらる。コンビで出場したM-1では1回戦を見事に突破。10月には2回戦目を控え、太宰府市の魅力を発信しながら、爆笑をとれるネタ作りに邁進中。

――まずは、おめでとうございます!今や全国区で注目されている「市長課長」!よろしくお願いします。さっそくですが、お一人ずつ自己紹介お願いします。

高田課長:お笑い芸人としては、芸歴35年。今は、太宰府市「令和の都応援大使」もやっています、高田課長です。よろしくお願いします。

楠田市長:今のところ太宰府市長で、年内で基本的には「前市長」になる予定の楠田大蔵です。よろしくお願いします。

高田課長:市長、プロフィールとして、あれ言っといた方がいいんじゃないですか?大学どこ卒業されたか。

楠田市長:言うんですか?

高田課長:そこは言っておかないと。

楠田市長:東京大学法学部です。

高田課長:卒業証明書は?

楠田市長:あります。

高田課長:安心しましたぁ~。ありがとうございます!

――さっそく息ぴったりですね!

実は3年前からアイデアは温めていた!「市長課長」結成秘話

――「市長課長」結成の経緯を教えてください。

高田課長:きっかけは今年の2月ぐらいに、僕が太宰府のイベントの司会をしている時に、楽屋に市長が来て、ドアをガチャっと開けて一言、「課長、一緒にM-1出ましょう」って。

――本当に急に?

高田課長: そう、何の前触れもなく。そしたら、市長が「もう、コンビ名決まってます」って。

楠田市長:市長課長、とお伝えしました。

――市長の中では、もう決まっていたんですね!課長はその場で、じゃあ組みましょうってなったんですか?

高田課長:いやいや。いつ断ろうかってずっと考えていました。そしたら、また電話がかかってきて。その時、私はたまたお酒を飲んでたんですよ。酔っ払っていい気持ちになっていたから、「いいですよ、じゃあやりますか」って言っちゃったもんだから、やるしかなくなっちゃって。7月に正式にコンビを結成しました。

――なぜ、最初は断ろうと思ったんですか?

高田課長:いや、もうスベりたくないじゃないですか、この年で。

――えっ、スベる前提ですか?

高田課長:いやまあ、ネームバリューはあるし、市長をいじり倒して太宰府をPRしていけばネタになるとは思ったけど。自信はなかったですね。

市長課長の掴みネタは?M-1を目指した理由

――コンビを結成した後、なぜM-1を選ばれたんですか?

高田課長:市長はテレビが大好きなんです。

楠田市長:やっぱり、私たちの世代からするとM-1って憧れがありますよ。実はこの市長課長って名前は3年ぐらい前から温めていたんです。だから、高田課長と組ませていただき2人で漫才ってなると、やっぱりM-1かなと思いました。

高田課長:でも私は、M-1に出たことがないんです。そこで改めて「出てみたい」っていう気持ちもふつふつと湧き上がって、好奇心も出てきて。ただ、1回戦は突破しないと、恥ずかしいじゃないですか。

――1回戦の「掴み」は何でしたっけ?

高田課長:登場して「どうも~市長課長です」。そのあと、市長が・・・

楠田市長:有権者の皆様!

高田課長:そしたら私が後ろからパチンって頭を叩いて「選挙じゃないんですから、お客様のこと有権者って言うんじゃない」と。そしたら、ドカンっと受けましたね。

楠田市長:結構痛いんですよ、あれ。

――会場に笑いが起きた時、市長はどんなお気持ちでした?

楠田市長:やっぱり、ホッとしましたね。最初に、笑いが起きなかったらずっとダメだと言われていたので。

ネタ作りで「市長を怒った!?」

高田課長:実は今だから言うんですけど、一度、市長を怒ったんですよ。

――えー!何でですか?

高田課長:お笑い芸人同士だと分かるけど、面白いこと作ってる時は、ヘラヘラせず、真剣に壁に向かって黙々と稽古をするんです。でも、市長は経験者じゃないから、ヘラヘラしてるんですよ。

楠田市長:いや、ヘラヘラというか。右も左も分からなくて。

高田課長:そこで、私は言ったんです。市長、M-1は、毎年1万5000組ぐらいのお笑いに命をかけた芸人が集まるオリンピックみたいな場所なんですと。そこでチャンピオンになることによって人生が変わる夢を見て、予選から来るんです。そこで俺たちが受かって落ちた芸人にも悪いし、真剣にやりましょうって。そしたら市長の目が変わりました、その時から。マジで。

楠田市長:真剣に、そして怯えの目になりましたね。。

――良かったですね、課長の言葉があって。

楠田市長:正直、不安だったんですよ。なのでとにかく一生懸命にセリフは覚えました。。

高田課長:やっぱり覚えはバツグンにいいです!頭いいですから。

楠田市長:いやいや、六法全書が全部入る程度です。

高田課長:いいですね、その返し。次のネタにしましょう。

課長が、市長へ物申す!ココをなおして欲しい!

高田課長:あと、市長にどうしても言っておきたいことがあるんです。

楠田市長:なんですか?

高田課長:記者会見でネタの8割以上言うのやめてもらっていいですか。

――それネタバレになっちゃう…

高田課長:そう、全部喋るんですよ。

――良くないですよ、市長。

高田課長:掴みはこれ、中はこれで、オチはこれ、って全部言うんですよ。

楠田市長:そういうは、僕の悪いとこですよね。改めます。

高田課長:見に来てのお楽しみって言うんですよ、ああいう時は。

楠田市長:勉強になります。

目指すは決勝進出!太宰府市の魅力を全国に発信します

――今回のM-1での目標を教えてください。

高田課長:それはやっぱり、決勝まで行きたいですよ。

楠田市長:でも2回戦からは厳しくなると聞いています。

高田課長:そう、1回戦って、ある意味ご祝儀合格みたいなのもので、2回戦からプロがしっかりネタを見ますからね。だから、プロアマ関係なくバッサバサ落とされます。

――じゃあ、ここからが本当の勝負ですね

高田課長:だから2回戦突破したら僕はすごいと思いますよ。

――最後にそれぞれ、2回戦へ向けての意気込みをお願いします

高田課長:今回このような形でコンビを組ませていただきましたが、やってよかったなって正直思っています。まさか57歳でM-1出れると思わなかったし。しかも太宰府市長っていう行政のトップの方と一緒に、自分が生まれ育ってお世話になった太宰府市のPRができるなんと嬉しく思っています。なので、行きましょう、決勝まで。

楠田市長:これ行けたらすごいことですから。そしたらね、僕も次の仕事決まりますんでね。

高田課長:市長は、TNCももち浜ストアのコメンテーター狙ってますからね。

楠田市長:まじめな話、僕からすれば高田課長に声をかけたので、ご迷惑かからないように最後まで頑張りたいです。あとは太宰府の街の盛り上げも目標ですし、また市民の方々に、思いの他期待をしていただいてるので、その期待にぜひ応えたいなと思っています。

――ぜひ2回戦突破してください!応援しています

市長課長:頑張ります。ありがとうございました!

取材を終えて

今回の取材で、楠田市長が全く違う分野に挑戦されているのを聞いて、私自身もすごく背中押されました。新しい分野に挑戦するってかっこいいなと思いました!2回戦はもちろん、決勝進出、さらには優勝することを願って応援しています!

 

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