WITH KIDS
皆さん、こんにちは坂田です!子育てに役立つ豆知識をご紹介します。今回のテーマは「子どもの体が硬くなる原因と改善策」です。
子どもでも体が硬くなる理由

タケダスポーツ&ビューティークリニック 整形外科/武田 康志 院長
本来、子どもの体には柔軟性がありますが、近年の生活習慣の変化が原因で硬くなることがあります。

ゲームや動画視聴などの時間の増加、外遊びができる場所の減少など、 全身を使って遊ぶ機会が少なくなったことで、日常生活の中で鍛えられていた筋力や柔軟性が低下し、体が硬くなるという状態になるのです。
片足立ちができない、しゃがめないなど基本的な動作ができなかったり、運動器の働きが低下すると、疲れやすい、 転びやすい、骨折しやすいなどの問題も起こりやすくなります。
体の柔軟性を高めるための対策

幼少期は遊びを通じて体を動かすことが重要です。
例えば、おにごっこ、ケンケンパ、タイヤの上を走り回る、フラフープ、竹馬、縄跳びなど、昔ながらの遊びには目と連動させる複合的な動きがバランスよく取り入れられています。

様々な遊びを中心に、楽しく体を動かしましょう。外遊びだけでなく、散歩や手伝いなどの活動時間も含めて毎日 60 分以上を目標にしてみてください。

1 日 3回の食事で、筋肉や骨の発育に必要な栄養をバランスよく取ることも大切です。