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【妊娠中やってよかったことは?】絶対おすすめしたい!オンラインで参加できる「マタニティヨガ」

「産み方を教えてもらった」といっても過言ではない!人生で深く残っている経験「マタニティヨガ」

こんにちは!TNCアナウンサーの橋本真衣です。今回ご紹介するのは「マタニティヨガ」です!詳しいお話を、元助産師で現在インストラクターとして活動する阿部奈津子先生に伺いました。

【阿部奈津子先生プロフィール】マタニティヨガ・ベビーマッサージのオンラインレッスン「yoga & baby massage yju (ユジュ)」代表。助産師としてハイリスク妊娠を含む多くの症例を経験する。妊婦さんや産後のママと関わる中で心と体の深い繋がりを感じ、双方からのアプローチが大切であることを実感。社会人になり趣味で始めたヨガにも共通点を感じ、助産師の知識や経験も生かしながら、病院以外のフィールドでも、ヨガを通してより多くの女性に寄り添いたいと考えるようになり、現在自身の専門性に特化したレッスンを行っている。

マタニティヨガのオンラインレッスン「yoga & baby massage yju (ユジュ)」

yju (ユジュ)は、オンラインでマタニティヨガのレッスンが受けらます。準備するものはオンライン参加できるPC、ヨガマットとバスタオルのみ。妊娠15週目(医師から口頭の許可が必要)から、産む当日まで参加できます。

奈津子先生:
「マタヨガは普通のヨガを簡略化したものと思われがちですが、決してそうではなく、“妊婦特有の体の変化”に対応するもの。日々の体の変化に目を向け、気づくきっかけになります。また、『出産する』という目的が明確なため、みなさん一生懸命取り組まれています。『いつも通り過ごしたい』と、前駆陣痛の中参加された人もいます!」

陣痛が来たときをイメージして呼吸の練習

先生のレッスンで私が一番感じたことは、とにかく“呼吸が重要”だということ。実は私、計画無痛分娩の予定がその前々日に陣痛が来て、無痛にできなかったんです。人生で初めて“これが絶望か”と思った瞬間…

レッスンの最後には、必ず「陣痛が来たときをイメージして呼吸の練習」をします。

奈津子先生:
「守ってほしいことは、“息を止めないこと、息を長く吐くこと”。お産は副交感神経が優位な時に進むのですが、ゆっくり呼吸をすることで優位になります。痛みでパニックになって叫んだり呼吸が浅くなるとお産はなかなか進みませんし、体が緊張して痛みを強く感じてしまいます。なにより、お母さんの呼吸は赤ちゃんの命綱。本当に重要です。痛みをなくすのではなく、距離を取る。陣痛の波に合わせて呼吸をすることで痛みの感じ方が変わります。自分の吐く息を見届けるという止まり木に“集中”すると、痛みから意識をそらすことができるのです。

「陣痛はこういう風に進む」「この間隔ならこう呼吸する」ということを先生とシミュレーションしていたからか、助産師さんの見立てより早くお産が進み、もちろん痛かったですが「思っていたよりは痛くなかった」というのが率直な感想でした。

高度な専門性と安全管理が徹底されたマタニティヨガ

また普通のヨガでは、うつ伏せのポーズなど妊婦にとって「禁忌のポーズ」が含まれ、専門的な知識がないとリスク管理が難しいため、yjuでは高度な専門性と安全管理が徹底されています。

奈津子先生:
「妊婦さんにとって本当に必要な部分を安全に強化するためのもので、時にはハードな動きもあります。赤ちゃんを自分の方に抱き寄せて、といった、妊婦さんの心に寄り添った言葉を使うのも特徴的ですね。また、育児は産後すぐに始まるので、産んだ直後から元気な体でいてほしい!そのためには、妊娠期から体づくりをしないといけません。」

妊娠中、まったくそんな考えが及ばず…そこまで見越して指導してくださるなんて、心強すぎました…!

奈津子先生:
「私が思うに、与えられた知識だけでは不安は解消できない。自分の予測した範囲の出来事は『あ、これね。いけるいける』と処理できるけど、それを超えてくるとパニックゾーンに陥ってしまって。そうすると、もう逃げたくなってしまうんです。だから、どんなことが起こるかを知って、イメトレをする。そんな準備を重ねておくことが大切です。受講者の中には『初産が痛すぎた』『思うようにできなかった』『次はもっと準備したいと思って』といらっしゃる方も多いです。マタヨガに限らず、“自分は出産に向けてこんな準備をしてきた”という行動が、出産時の勇気になるんですよ」

“自分の体を見つめ直す”時間は、赤ちゃんがくれた大きなプレゼント

ヨガを始める方の中には、体が硬かったり、運動が苦手でも大丈夫?と悩む方も多いはずです。

奈津子先生:
「大丈夫です!体が硬いと言う人ほど、実は普通なんですよ。もし本当に硬いなら、体の緊張感が高いのかもしれないので、その原因を妊娠を機に見つめ直すのはどうでしょう?。マタヨガは難しいポーズをとることが目的ではないので、その意味で普通のヨガよりハードルが低く始めやすいですよ。」

ヘルプを出すことが「ママとしての成長」につながる

レッスン時必ず体調を聞いてくれる奈津子先生。よくある「○○に行って大丈夫でしょうか?」という質問には「迷ったら安全な方を選んで」と答えるそうです。

奈津子先生:
「実はこれは、これから親として身に付けていかなければいけない行動の一歩なんです。体調が悪いことを、私や誰かに伝えたり相談するという行動は、自分の体を表現できる力を養う。人に助けを求めることは“ママとしての成長”につながると思っています。ヘルプを出せる力を培っていると思ったら、ネガティブなことだけではないんだなと気付けるのも、妊娠中の学びですね。」

妊娠中、助産師さんに相談できる機会って、ほとんどないですよね…。助産師として相談に乗ってもらえるのも、本当に心強かったです

お産はどれもかけがえのない経験!大切にしているのは「ジャッジしない」こと

奈津子先生:
「無痛分娩や帝王切開に引け目を感じる方、言ったら軽蔑されないかと不安を抱く妊婦さんがいます。私は、母子ともに何事もなく生まれてくれたら産み方は本当に何でもいいと思っていて。」
「どの方法が身体の負担が少ないか、安全なのか、これらも人それぞれです。だから私は、お母さんたちが正しい知識を身につけ、自分のお産を自分で選べるようにサポートしています。」

「どの産み方が一番素晴らしい、なんて決める必要ないんです。出産はゴールではなく、元気な赤ちゃんを迎えて、新しい家族としての未来が一番大切だと思っています。」
「なので“私は産み方に対してジャッジしない”ということを大事にしていますし、迷っているなら一緒に考えます!」

最後に、奈津子先生から妊婦さんへのメッセージ

奈津子先生:
お産はどれだけ準備をしても、本人の意思や医療の力だけで完全にコントロールできるものではありません。だからこそ、妊娠中にできることを一つひとつ積み重ね、その時間を信じながら、『お産に追われる』のではなく『お産を迎える』ように過ごしていきましょう。」

「ときには、予定していた形とは違うお産になることもあります。それもまた“お産”です。最後は、お産の形へのこだわりを手放し、流れを信じて臨んでほしいと思います。」

もし今、お産への不安が強いなら、ヨガでなくても構いません。自信を持てる行動を、自分で選び、やってみてください。その小さな一歩が、きっとあなたの力になります。」

“出産はコントロールできないからこそ、準備することに意味がある”——身をもって体験したからこそ、そう思います。

 

yjuはオンラインのパーソナルレッスンのみ受け付けです

yjuのマタニティヨガ、現在はオンラインのパーソナルレッスンのみ受け付け。また、産後も参加できるクラスや、赤ちゃんの成長に合わせたベビーマッサージのクラスも開催中です。

「妊娠中やってよかったことは?」と聞かれたら、「これだけはやっておいて!」と勧めているyjuのマタヨガ。興味のある方はぜひ!

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INFORMATION
店名

yoga & baby massage yju (ユジュ)

ホームページ
https://st-yju.com/

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