みなさんこんにちは♪フードコーディネーターのMIKAです。暑い日が続いていますが、体調はいかがですか?
ついつい冷たい飲み物やアイスに手が伸びてしまう季節ですが、実は体の冷えや食欲不振が気になり始める時期でもあります。そんな夏のお悩みをやさしくサポートしてくれるのが、「野菜の王様」とも呼ばれるモロヘイヤ。今回は、栄養たっぷりのモロヘイヤを使って、酸味と辛みが食欲をそそる「酸辣湯」をご紹介します♪

冷房による冷えや夏バテ、なんとなく食欲がわかない…そんな不調を感じやすいこの季節に、やさしく体を整えてくれる一杯です。
モロヘイヤの栄養価に加え、たんぱく質も摂れるので、食べごたえも◎内側からキレイを目指す“食べる美容スープ”として、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね♪
モロヘイヤが野菜の王様と呼ばれる理由

モロヘイヤは、アラビア語で「王家の野菜」を意味する伝統的な食材。
古代エジプトでは、王様が病に倒れた際、モロヘイヤのスープを飲んで回復した――そんな逸話が残るほど、優れた栄養価を持つ緑黄色野菜です。
とくに注目したいのが、β-カロテン・ビタミンC・カルシウム・鉄分など、女性にうれしい栄養素が豊富なこと。
さらに、水溶性・不溶性の2種類の食物繊維をバランスよく含み、腸活にもぴったり。モロヘイヤならではの粘り成分も、胃腸をやさしくサポートしてくれます。
モロヘイヤの酸辣湯(サンラータン)の作り方

材料を切ったらあとは煮るだけなので、10分ほどであっという間に完成します。
とろみづけには通常片栗粉を使いますが、今回はモロヘイヤに含まれるの自然な粘りを活かして、やさしいとろみに仕上げました。
材料がそろわない場合は、
・昆布 → 鶏がらスープの素(大さじ1)
・キクラゲ → 椎茸などのきのこ類
に代えても美味しく作れますよ♪
材料(2人分)

モロヘイヤ・・・1/2袋(50g)
鶏ささみ・・・4本
絹豆腐・・・1パック(70g程度)
キクラゲ(乾燥)・・・8g
A)昆布・・・1枚(8g)
A)水・・・800ml
A)醤油・・・大さじ1と1/2
A)塩・・・小さじ1
A)コショウ・・・適量
溶き卵・・・2個分
酢・・・大さじ1〜2(お好みで増減)
ごま油・・・大さじ1
ラー油・・・適量
作り方

①モロヘイヤは葉を千切り、ざく切りにする。キクラゲは水で戻して細切りに、絹豆腐は短冊切りにする。
鶏ささみは筋を除いて細切りにする。

②鍋に水、昆布、鶏ささみを加えて弱中火にかける。沸騰したらアクを取り除く。

③モロヘイヤ、絹豆腐、キクラゲとA)を加えて弱火で3分煮る。

④昆布を取り出し、溶き卵を回し入れる。ふわっとしたら、酢とごま油を加えて火を止める。
器に盛り付け、お好みでラー油を適量かけたら完成です♪

汗をかきやすい夏こそ、スープで栄養補給
汗とともに失われやすいミネラルやビタミンをしっかり補いながら、体を内側から整える。そんな想いを込めてお届けする「食べる美容スープ」です。
酸辣湯は、酸味と辛みがしっかり効いているとグッと本格的な味わいになります♪
お酢やコショウが好きな方は、ぜひ多めに入れてアレンジしてみてくださいね!
具だくさんで満足感も◎ ぜひ、お試しください!