こんにちは!フードコーディネーターのMIKAです。今回は、今や定番調味料になりつつある 「塩麹」 を使ったレシピをご紹介します。なんと1度に おかずとスープの2品 が同時にできるお手軽レシピです♪ご紹介する「塩麹ねぎダレ」はお肉の他、野菜にかけても美味しいので、教室でも人気のレシピです♪忙しい日の夕飯に、ぜひお試しください✨

塩麹の“チカラ”
塩麹は、塩と麹、水を混ぜ合わせて作る 発酵調味料。
注目すべきは、塩麹に含まれる3つの酵素です。
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プロテアーゼ:タンパク質を アミノ酸 に分解
→ お肉を柔らかく、旨味たっぷりに。 -
アミラーゼ:デンプンを ブドウ糖 に分解
→ 自然な甘みとまろやかさを引き出します。 -
リパーゼ:脂質を 脂肪酸 に分解
→ 脂のくどさをやわらげ、コクと風味をプラス。
お肉を塩麹に漬けておくと柔らかくなるのは、
まさにこの酵素のチカラ!
酵素が栄養を吸収されやすい形に分解してくれるので、腸活にも◎
塩麹は「おいしく、やさしく、整える」万能調味料。
漬ける・和える・煮る——どんな料理にも使える発酵の知恵です✨
まだ使ったことのない方も、愛用されている方も、
ぜひレシピを参考に日々のお料理に活用してみてください♪
鶏肉と野菜の麹重ね煮の作り方
▶︎材料(2〜3人分)
鶏もも肉・・・1枚
塩麹・・・大さじ1.5(30g)
キャベツ・・・1/4カット
さつま芋・・・250g
人参・・・100g
かぼちゃ・・・100g
玉ねぎ・・・200g
作り方
①鶏もも肉はポリ袋に入れ、塩麹を加えてよくもみ込む。冷蔵庫で1時間〜半日寝かせる。
(皮が苦手な方は予め取り除いてください)
②キャベツと玉ねぎは大きめのざく切り、さつま芋と人参、かぼちゃは大きめの乱切りにし、さつま芋はさっと水にさらして水気を切る。
③大きめの鍋に②を入れて①をのせ、水100ml(分量外)を入れて中火にかける。水が沸騰したら蓋をして弱火で15〜20分重ね煮にする。
④鶏肉に火が通っていたら火を止め、鶏肉だけ取り出し粗熱をとる。残りはスープにするので、野菜がかぶるくらいの水を入れ、中火にかける。沸騰したら塩麹や醤油、味噌(全て分量外)で味付けをする。
⑤鶏肉の粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切って、ねぎダレ(後述)をかけ、きゅうりの千切りやミニトマト(分量外)を添える。お好みで糸唐辛子を添えても◎。
塩麹ねぎダレの作り方
▶︎材料(作りやすい分量)
長ねぎ・・・1本
生姜・・・1片
ニンニク・・・1片
塩麹・・・大さじ3
甘酒・・・大さじ3
レモン汁・・・大さじ1
ごま油・・・少々
塩麹ねぎダレの作り方
①長ねぎはみじん切りにし、生姜とニンニクはすりおろす。
②全ての材料をよく混ぜ合わせる。
※冷蔵庫で1週間保存が可能です。
※甘酒がなければ、ハチミツやお砂糖(小さじ2〜大さじ1)で代用可能です♪
旬の野菜と塩麹で、心までぽかぽかに
「塩麹」のやさしい旨味と、野菜の甘みがぎゅっと詰まった
鶏肉と野菜の麹重ね煮 は、体にやさしい癒しのひと皿。
お肉はふっくらやわらかく、スープまでおいしく味わえるので、
忙しい日の夕食や、疲れを感じた日にぴったりです。
さらに、塩麹ねぎダレをかければ、
コクと香りがプラスされてご飯がすすむおいしさに🍚✨
腸にもやさしく、体の中から整えてくれる発酵レシピ。
ぜひおうちで作って、心も体もホッと温まる時間を楽しんでくださいね☺️
