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皆さん、こんにちは坂田です!子育てに役立つ豆知識をご紹介します。今回のテーマは「突き指」です。
実際には重症も!?日常でよく見られる怪我「突き指」

タケダスポーツ&ビューティークリニック 整形外科 武田 康志 院長
突き指は、指に激しくボールがぶつかる、転んで地面に手をつく、ドアなどの硬いものに強くぶつけるといったことで起こる、日常でよく見られる指の怪我です。
主な症状は指の腫れ、痛み、動かしにくさであり、「放っておけば治る」と軽く考えられがちです。
しかし、実際には骨折、脱臼、腱や靭帯の断裂といった重傷が隠れていることがあり、中にはすぐに手術が必要なケースもあります。そのため、指に少しでも痛みや腫れ、変形がある場合は、正確な診断と適切な治療を受けるために整形外科を受診する必要があります。
突き指の「正しい応急処置」
突き指をした際は、まず指を動かさずに安静にし、すぐに冷やすことが重要です。応急処置をすることで、炎症や内出血を抑えることができます。冷やす方法としては、氷水に指を入れたり、ビニール袋に入れた氷で指を挟んだりする方法があります。氷がなければ流水で代用することも可能です。
凍傷を防ぐため、氷を直接皮膚に当てずに布やタオルで包むように注意が必要です。
怪我をした指を無理に動かしたり、引っ張ったりする行為は、症状を悪化させる可能性があるため、絶対にしないでくださいね。
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