【久留米市】まるで桃源郷♡話題の茶房「日果」でリトリート体験!”美しさを味わう”ための静かな場所
久留米でリトリート体験!完全予約制の茶房「日果」
MIEL読者の皆様、こんにちは!TNCアナウンサーのつのせかえです。
最近よく耳にする「リトリート」という言葉をご存知ですか?
忙しい日常から少し離れ、自分自身と向き合いながら心と身体を整える過ごし方のことを指します。
今回訪れたのは、まさにそんな時間を過ごせる場所。
久留米市山川町にある完全予約制の茶房「日果(にっか)」をご紹介します。
約600坪の日本家屋で味わう和菓子と花おはぎ作り体験
2023年にスタートした「日果」は、日本家屋を再生し、金曜・土曜のみ営業する和菓子と花おはぎ作り体験ができる茶房です。
入り口で揺れる生成りの暖簾がゆらりと揺れて、この日35度を超える猛暑だったことを忘れてしまうほどの涼やかな雰囲気に包まれていました。
約600坪もの敷地を持つ建物は、日本家屋ならではの風格を感じる佇まい。
その日本家屋の一部をリノベーションした和モダンな空間が、和菓子が楽しめるカフェスペースになっています。
美術館のような空間と、日本庭園が織りなす絶景
カフェスペースへ足を踏み入れて、まず目を奪われたのが大きな一枚ガラスの窓。
ガラスから見える日本庭園はまるで額縁に収まった一枚の絵のようで、思わず「わぁ素敵‼!」と声をあげるほど壮大な景色。
さらにその庭の奥に広がる「耳納連山」が一体となり、時間ごとに表情が変わっていく生きた絵画を見ているような空間で、一気に日常を忘れさせてくれました。
『大切なものを大切にする人生』オーナー・村上さんの決断
そこに現れたのがショートカットが良く似合う自然体のとても可愛いオーナーの村上香奈さん。
久留米出身の村上さんは、東京で会社員としてキャリアを積み多忙な毎日を送っていましたが、2020年にお父様が亡くなりこの家を売りに出したところ、買い手が見つからなかったそう。
しかし、たまに換気しに帰った時に家が呼吸するのを感じて、「大切なものを大切にする人生」に舵を切る決心をし、家族4人で久留米に戻ってきました。
その後、日本家屋をスタイリッシュで洗練された美術館のような空間へリノベーションし、村上さんの人生も生まれ変わりました。
東京の人気和菓子店で学んだ技術が生きる「花おはぎ」
日果で楽しめるのは、お抹茶や珈琲とともに味わう美しい和菓子。
その中でも人気なのが「花おはぎ」です。
村上さんは、東京の人気和菓子店「タケノとおはぎ」で修業を重ね、さらに独学でも学びながら技術を磨いてきました。
果子と飲み物のセットは1,800円。
まるで芸術作品のような和菓子を、美しい庭園を眺めながらいただくことができます。
今回は『花おはぎ作り』に挑戦!
今回は、村上さんから直接教わる「花絞りの会」に参加しました。
こちらは4名以上で開催される花おはぎ作り体験です。
参加者には『白あん・色付けされたあんこ・絞り袋・フラワーネイル・専用ハサミ』など、花おはぎ作りのための材料が用意されます。
左手にフラワーネイルを持ち、絞り袋の先端に口金をセットし、あんこを入れ、脇を締めて、握力10以上の力でぎゅっと絞っていきます。
この日は秋の重陽の節句にちなんで、秋明菊やピンポンマムに挑戦しました。
「花が咲くように」優しく教えてくれるレッスン時間
花絞りは想像以上に集中力が必要。
左手でフラワーネイルを持ち、右手であんこを絞りながら花びらを一枚ずつ作っていきます。
最初は難しく感じましたが、
「花が優しく咲くように」
「風がそよぐように」
という先生の言葉に導かれながら進めると、不思議と気持ちも穏やかになっていきます。
完成した花おはぎは、わっぱの中へ美しく詰めていきます。
自分だけの花おはぎが完成!達成感に思わず拍手
こちらが完成した花おはぎ!
最後にわっぱへスタンプを押した瞬間、思わず拍手が起こりました。
完成していくたびに達成感があり、参加者同士で褒め合う時間も楽しく、気づけばあっという間に2時間が過ぎていました。
一番お気に入りの花を中央に置きながら、全体のバランスを整える作業はまるで作品づくり。
もちろん完成した花おはぎは持ち帰ることができます♪
抹茶と最中でほっとひと息。癒やしのカフェタイム
体験後のお楽しみがカフェタイムです。
店内に飾られた抹茶碗やカフェオレボウルから好きな器を選び、お抹茶を点てていただきます。
焼き立ての最中に残ったあんこを挟んでいただく時間は格別。自分で作った達成感も加わり、おいしさが何倍にも感じられました。
自然に囲まれた空間で、夢中になって美しく美味しいものを作る楽しさはまるでリトリート。移り行く季節の度に訪れたい、季節ごとのお花を作りたいと思う空間でした。
花絞り体験は2時間絞りと飾り付けと抹茶で一服し6600円です。
その他、博多織工房や茶室も。写経や着付けなど日本文化に触れられる特別な場所
さて、日果が面白いのはここだけではありません。
敷地内には、伝統工芸の理解を深めるための博多織工房(レンタルスペース)もあります。
訪れた日は、博多織手織技能修士の西智子さんが佐賀錦の帯を制作していました。
さらに母屋には、茶室や着付け、日本画、生け花、写経などの和の習い事ができる空間も設けられています。
穏やかな時間が流れ、日本文化の奥深さに触れることができます。
受け継がれる想いが息づく場所
そこでさらに感激したのが、おじいさまやひいおじいさまが日本の物流発展への功績によって受賞された「紫綬褒章」の展示です。
長年、人々の暮らしにぬくもりを届け続けたご先祖様。大変なご苦労と偉大な功績が認められたご家族の足跡を感じ、ご先祖の皆様が香奈さんを応援してくださっているような気がしてなりませんでした。
忙しい毎日を少し離れて。“本来の自分”に戻れる場所
美しい日本庭園。夢中になれる花おはぎ作り。
日果で過ごした時間は、まさに「リトリート」そのものでした。
昔と現代が交錯していいものが生まれていく空間で、綺麗な和菓子を食べながら自分を本来の自分に戻していくことのできる日果での時間。
忙しい日常を少し離れて、自分を整える時間を持ちたい方におすすめしたい場所です。
季節ごとに変わる景色や花おはぎを楽しみに、また訪れたくなる素敵な空間でした♡
※価格は全て税込みです。
※記事内容は公開時の情報です。最新情報は店舗へご確認ください。
- 店名
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日果
- 住所
- 福岡県久留米市山川町913−1
- 電話番号
- 0942-40-8018
- 営業時間
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茶房...予約制 金・土 11〜17時
- 備考
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稽古...
茶道、着付、書道、お花、
写経、日本画、花絞り(花おはぎ)